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アスベスト調査

 アスベストとは、別名「石綿(せきめん、いしわた)」とも呼ばれ、天然に産出される蛇紋石(じゃもんせき)あるいは、角閃石(かくせんせき)鉱物のなかでも、高い抗張力と柔軟性を持った繊維状の鉱物を意味します。蛇紋石の群に属する繊維状のけい酸塩鉱物(クリソタイル) 及び 角閃石の群に属する繊維状のけい酸塩鉱物(アモサイト、クロシドライト、トレモライト、アクチノライト、アンソフィライト)で、アスペクト比(縦と横の比)が3以上の繊維状の粒子をアスベストと呼んでいます。アスベストは軟らかく、抗張力性、耐熱性、対磨耗性に優れているので、断熱・防火材や吸音材として建築物で多用されてきたほか、自動車のブレーキ、ボイラーパイプの被覆などにも広く利用されていました。
しかし、繊維が肺に進入し、肺胞などに突き刺さったりすると、肺がんや悪性中皮腫の原因になることが明らかになったことから、WHO(世界保健機関)はアスベストを発ガン性物質と断定しました。日本でも、それより遅れて1989年に大気汚染防止法によって「特定粉じん」に指定され、使用が制限されるようになりました。2006年9月1日からは、0.1%を超えてアスベストを含有する全ての物の製造、輸入、譲渡、提供、使用が禁止となっています。


アスベスト調査・工事例

【建材中のアスベスト】

 現在調査対象となっているアスベストの種類はクリソタイル、アモサイト、クロシドライト、アンソフィライト、トレモライト、アクチノライトの6種類です。グリーンブルーではこの6種類の鉱物全てについて、建材中に含有しているか定性分析を行っています。また、含有している場合は、何%含有しているか定量分析を行っています。

アスベストの種類

 平成18年9月1日に、労働安全衛生法及び石綿障害予防規則の一部が改正され、規制の対象と判断される石綿の含有率が1%から0.1%に改められました。
 解体工事等が計画されている建築物などで、アスベスト含有の疑いがある建材試料を採取して分析した結果、アスベスト含有率が0.1%を超えた場合は、対象建材の除去もしくは建築物の解体を行う際に、飛散防止等の対策を施さなければならない対象となります。

・改正大気汚染防止法
 平成25年3月29日に「大気汚染防止法の一部を改正する法律案」が閣議決定され、平成26年6月1日から発効されます。大気汚染防止法の改正された部分ではアスベストに関する届け出を作業開始の14日前までにされるよう、義務付けられました。これに違反した場合、3ヶ月以下の懲役か30万円以下の罰金が科せられることになりました。また、これまで工事施工業者が行っていた事前調査や届出は、工事発注者が行うことに変更されました。

 グリーンブルーでは、これら事前調査の実施から、届出等のコンサルテーションまで、お客様のニーズにお応えするサービスを提供差し上げています。

 平成26年3月31日には厚生労働省基発0331第31号が出され、建材中のアスベストの含有率の分析方法について、改正された日本工業規格JIS A1481-1 〜 -3:2014 とするよう発令されました。

 グリーンブルーでは、これらの新しいJIS法について、技術力、品質管理などが国際的な規則に従った審査に合格した「ISO/IEC 17025認定試験所」で分析します。この試験所の出した分析結果は、国際的な相互認証システムで評価され、海外などへも通用する信頼性の高いデータとなります。

【環境大気中のアスベスト】
『大気汚染防止法施行規則第16条の2』(敷地境界における基準)
 工場敷地の境界線における大気中の石綿濃度の許容限度は、10本/L(空気1リットル中アスベスト繊維10本[fiber])です。昨今、日本国内の主要な都市における、大気中のアスベスト濃度は 0.2本/L 〜 0.3本/L 以下のところが多いと思われます。
  アスベストに関連する特定粉じん発生施設を設置する工場等には、大気汚染防止法を適用して調査します。また、アスベスト除去サイトにおける敷地境界の環境大気測定は、「アスベストモニタリングマニュアル」(環境省)や『環境庁告示第93号』(石綿に係る特定粉じんの濃度の測定法)に沿って調査します。

【空気中のアスベスト】
『労働安全衛生法労働省令第39号』(屋内作業場における管理濃度)
 アスベストの作業環境の管理濃度は、0.15本/cm3(=150本/L)です。アスベストを製造したり、取り扱う屋内の作業場では、労働安全衛生法を適用して調査します。また、一般的な用途で使用されている居室や教室などでは、『環境庁告示第93号』(石綿に係る特定粉じんの濃度の測定法)等に沿って調査します。


【アスベストの危険性】

 口や鼻で吸い込んだアスベストの粒子は、大きな繊維のものは鼻や口で捕らえられ、鼻水や痰とともに体の外へ排出されます。しかし、小さい粒子は肺の奥へと進入し、肺胞へ沈着してしまいます。アスベストは耐久性に優れているので、身体の組織内に長い期間留まり、10年〜40年の潜伏期間を経て、石綿肺、肺がん、悪性中皮腫等の健康障害が起こると言われています。

【アスベストによる疾病】
1. アスベスト肺
肺が繊維化してしまう肺繊維症の一種です。アスベストを吸引してしまうことにより、柔らかい肺胞壁が堅くなってしまい、空気中の酸素を取り入れ、二酸化炭素を排出するガス交換が十分にできなくなってしまいます。肺の繊維化を引き起こすものとしてはアスベストの他に、粉じんや薬品など、色々な原因が挙げられますが、特にアスベストの暴露によって発生した肺繊維症を「石綿肺」と呼んで区別しています。自覚症状として、息切れや痰が出たりする症状が現れます。
2. 肺がん
アスベストが肺ガンを引き起こす仕組みは、未だ解明されていません。しかし、肺胞内に取り込まれたアスベスト繊維が物理的に体細胞を刺激することにより、肺ガンが発生するとされています。発がん性の強さは、アスベストの種類により異なりますが、アスベストの太さや長さにも大きく関与するようです。
3. 悪性中皮腫
肺の周りの胸膜、肝臓や胃などの周りの腹膜にできる悪性腫瘍の一種です。初期的な症状として、胸の痛み、息切れ、咳などがでますが、経過とともに胸に水がたまるようになってきます。アスベスト繊維による発がん性の強さは、クロシドライト>アモサイト>クリソタイルの順になると言われています。

アスベストによる疾病
【アスベスト調査の主な実績】
顧客名 業務名
小田原市 アスベスト室内環境測定
学校関連のアスベスト定性定量分析
府中市 アスベスト調査
建設会社 建材のアスベスト分析
吹きつけ材アスベスト分析

ほか多数

【引用・参考文献】
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