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PCB分析

グリーンブルーの絶縁油等のPCB分析サービスは、
国内では唯一、国際標準規格のISO/IEC 17025に基づいています

 国際標準規格のISO/IEC 17025に基づく精度管理システムでお預かりする試料の微量ポリ塩化ビフェニル(PCB)を分析することで、国際的にも通用する分析結果をお届けしています。絶縁油中のPCB分析は事業者責任ですから、お客様がコンプライアンスを維持する上で必要かつ十分なサービスです。グリーンブルーが発行する証明書類には、ISO/IEC17025の認定マークが記載されており、信頼性が高い試験所での分析結果であることを示しています。

【PCB含有量チェックの必要性】

 平成元(1989)年以前に製造されたトランス(変圧器)やコンデンサ(蓄電器)等は、微量のPCBが混入している可能性があります(平成14年一般社団法人日本電機工業会報告)。ただし、平成元(1989)年以降に製造されたものでも、油を注ぎ足しているケースがあり、元々の含有量の数分の1程度の濃度でPCBが検出されることがあります。従って、トランス等の絶縁油交換またはトランス等を廃止する際は、事業者の責任としてPCB含有の有無を確認しなければなりません(平成14年経産省原子力安全・保安院)。PCB含有の判断基準は、PCB対策特別措置法施行規則により定められた基準の0.5mg/kg以下です。

【PCB問題と行政の歴史】
1929年
米国のスワン社がPCBの生産を開始しました。
1954年
鐘淵化学工業がPCBの国内生産を開始しました。
1968年
カネミ油症事件 PCBなどが混入した食用油を摂取した人々に障害が出る健康被害事件が起きました。食用油の製造工場で脱臭のために熱媒体として使用されたPCBが配管のミスで漏出して油に混入しました。更にこれが加熱されてダイオキシン類(PCDF及びDL-PCB)に変化したものを摂取した人々に、顔面などへの色素沈着やクロルアクネ(塩素挫瘡)など肌の異常が出たほか、頭痛、肝機能障害などを引き起こしました。
1972年
通産省の行政指導によってPCBの製造が中止されました。また、回収等の指示、保管の義務などの行政指導が出されました。この時までに日本国内でのPCBの使用量は累計で約54000トン。主にトランス等の電器に使われたといわれています。
1973年
化学物質の審査及び製造に関する法律(化審法)が制定・施行されました。製造、輸入、使用が原則的に禁止されました。
1976年
通商産業省「電気設備に関する技術基準を定める省令」が改正されました。PCBを使用した電気機械器具の施設が禁止されました。「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」(廃棄物処理法)の改正で高温焼却がPCBの処理方法として認められました。
1992年
「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」(廃棄物処理法)でPCBが特別管理廃棄物として指定されました。厚生省では保管状況調査が実施されました。
1998年
「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」(廃棄物処理法)の処理基準に化学分解法等が追加されました。
2001年7月15日
「ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法」(通称:PCB特措法)(平成十三年六月二十二日法律第六十五号)が施行されました。PCBの廃棄物を保管している事業者などに、保管・処分の状況を都道府県知事に届け出ることや法施行日から15年後の2016年までにPCB廃棄物を処分することなどを義務付けました。
2004年2月17日
環境省通達「重電機器等から微量のPCBが検出された事案について」環廃産発第040217005号が出されました。廃重電機器等の廃棄時にはPCB混入の確認が求められるようになりました。
2011年6月30日
環境省は絶縁油中のPCB分析について、簡易測定法(10種類)と迅速判定法(6種類)を定めました。
【PCBの特性・毒性】

 ポリ塩化ビフェニル(PCB)は、熱に対して安定で、電気絶縁性が高く、耐薬品性にも優れているため、変圧器やコンデンサといった電気機器の絶縁油、加熱や冷却用の熱媒体、可塑剤、塗料、ノンカーボン紙の溶剤など、非常に広い分野で使用されてきました。
ポリ塩化ビフェニル(PCB)は、環境中で分解されにくい難分解性の物質で、環境中に残留しやすい性質を持っています。水への溶解度が低い一方、脂溶性が高いことから、脂肪組織に蓄積し(生物蓄積)、濃縮され(濃縮性)やすい化合物です。
生体に対する毒性が高く、発癌性が確認されています。また、ホルモン異常、内臓障害、皮膚障害を誘因することが知られています。
ポリ塩化ビフェニル(PCB)には、209種の異性体があり、そのうち、平面構造を持つダイオキシン様PCB(DL-PCB)がPCBの慢性毒性を引き起こしていると考えられています。ダイオキシン様PCBはダイオキシン類に分類されており、強力な毒性を示すことが判っています。

【絶縁油が使われている機器】
  • 高圧トランス(発電所の変圧器、工場・ビルの受電設備、鉄道車両など)
  • 高圧コンデンサ(送電線など)
  • 低圧トランス、低圧コンデンサ(蛍光灯の安定器、その他家電製品の部品など)
  • 柱上変圧器(架空配電線路 電柱上の変圧器など)
  • OFケーブル(Oil Filled Cable:油浸紙絶縁ケーブル)(地中送電線など)
  • ウエス(PCBをふき取ったぼろ布など)
  • 汚泥
  • 感圧紙
【PCB含有の可能性がある絶縁油等廃棄物の取扱フロー】

微量PCB含有絶縁油の取扱フロー

【絶縁油中PCB分析方法】
  • PCBの混入確認分析:
    社団法人日本電気協会「絶縁油中のPCBの分析方法規程JEAC1201-1991」(GC-ECD法)
    ※JEAC1201は操作のみ
  • PCBの処理確認分析:
    「特別管理一般廃棄物及び特別管理産業廃棄物に係る基準の検定方法」(平成4年厚生省告示第192号別表)
  • 簡易定量法(PCB濃度を簡易に確定することができる測定方法−機器分析法)
    ・ガスクロマトグラフ/電子捕獲型検出器(GC/ECD)法
    ・ガスクロマトグラフ/高分解能質量分析計(GC/HRMS)法
    ・トリプルステージ型ガスクロマトグラフ質量分析計(GC/MS/MS)法
    ・ガスクロマトグラフ/四重極型質量分析計(GC/QMS)法
    ・負イオン化学イオン化質量分析計(GC/NICI-MS)法
    など、環境省マニュアルが規定する10の手法

    ガスクロマトグラフ法によるPCB分析
  • 迅速判定法(PCB濃度が基準値以下であることを迅速に判定できる測定方法)
    ・ガスクロマトグラフ/電子捕獲型検出器(GC/ECD)法
    ・ガスクロマトグラフ/負イオン化学イオン化質量分析計(GC/NICI-MS)法
    ・生化学的方法
    など、環境省マニュアルが規定する6の手法
【試料採取のご案内】

 グリーンブルーではサンプリングのためのキットをご提供しています。
また、弊社のスタッフが抜油作業のサポートもさせて頂いています。
本ページ末尾のお問合せフォームからご連絡ください。

【PCB分析の主な実績】
 官庁  横浜市様、川崎市様、江東区様、大田区様他
1都3県を中心に、市町村多数
 民間  電力関係:電力会様社 電力会社関連企業様 発電会社様
   建設関係:ゼネコン様 リフォーム会社様
   住宅関係:ハウスメーカー様 マンションデベロッパー様 ビル管理会社様
   製造業関係:プラントメーカー様 電機メーカー様 自動車メーカー様
 塗料メーカー様 家具メーカー様
   IT関係:ITゼネコン様 通信機器メーカー様
   その他:道路会社様 百貨店様 病院様
国内外コンサルタント会社様 測定器メーカー様
   ほか多数

【関連WEBサイト】
PCB使用電気機器の判別
社団法人日本電気工業会(http://www.jema-net.or.jp/ 
PCB廃棄物処理
環境省(http://www.env.go.jp/recycle/poly/index.html 
製品・サービスに関するお問い合わせ
グリーンブルー株式会社
TEL:045-322-3155 FAX:045-410-3460
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