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浮遊粒子状物質調査分析

呼吸器疾患との関係が深い粒子状物質汚染の調査を行います。

 粒子状物質による大気汚染は地域住民の健康影響の面で重要であるばかりでなく、地球環境問題の面からもその重要性が認識されています。
 わが国で環境基準とされる「浮遊粒子状物質(SPM)」は、粒子の大きさが10ミクロン(1ミクロンは千分の1mm)以下を対象としていますが、近年は2.5ミクロン以下の微小粒子(PM2.5)に見直すことが検討されています。

 また、幹線道路周辺ではディーゼル自動車から排出される粒子に対して、排ガス処理技術の向上やディーゼル車の走行規制などの対策が行われたことにより、近年は道路周辺のSPM濃度が低下してきています。
 一方、より微細な粒径0.05ミクロン以下の「ナノ粒子」が注目され、既に測定も始まっています。が、排出量の減少が予測されるものの、同時に粒径が小さくなることが懸念されているためです。
 グリーンブルーは時代のニーズに合わせて新たな技術導入をはかり、問題解決に役立つ価値ある情報を提供します。

(幹線道路沿道に設置した
浮遊粒子状物質調査専用の測定局)
幹線道路沿道に設置したグリーンブルー専用の測定局
(PM2.5サンプラーによる沿道粒子の捕集)
PM2.5サンプラーによる沿道粒子の捕集
(粒径別にPMを捕集するための、アンダーセン式サンプラー)
粒径別にPMを捕集するための、アンダーセン式サンプラー
【解説】
 大気汚染物質は、二酸化硫黄(SO2)や二酸化窒素(NO2)などのガス状物質と、小さな粒子からなる粒子状物質(PM:Particulate matter)に大別されます。浮遊粒子状物質(SPM:Suspended particulate matter)は、わが国では粒径10ミクロン(μm=0.001mm)以下の粒子のことを言い、環境基準が定められています。
  一般大気中の粒子状物質の粒径分布をみると、図のように5μm付近と1μm以下にピークを持つ二山型の分布をしており、2μm付近を境として「粗大粒子」と「微小粒子」に分けられます。「粗大粒子」は、風によって地表面から巻上がる土ぼこりや、作業や加工に伴う機械的な発じん粒子が主な発生源となっています。
解説

 これに対し「微小粒子は」、燃焼によって発生するばいじん粒子や、ディーゼル排出粒子、大気中でガス状物質が反応して生成される「二次生成粒子」などが主な発生源です。微小粒子は吸入することで、気道や気管支にまで侵入し、肺胞に沈着しやすいので呼吸器疾患の原因になります。

【浮遊粒子状物質(SPM)調査業務のフロー】

浮遊粒子状物質(SPM)調査業務のフロー

【【浮遊粒子状物質(SPM)調査分析の主な実績】
顧客名 業務名
自動車研究所 SPM汚染状況把握のための調査分析、PM2.5に関する大気観測
自動車メーカー等 有害大気汚染物質の沿道モニタリング調査、特にPM状況調査
地方公共団体 浮遊粒子状物質及び有害大気汚染物質調査
【関連WEBサイト】
大気汚染防止法(e-Gov法令データ提供システム)
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S43/S43HO097.html 
「そらまめくん」
http://soramame.taiki.go.jp/ 

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環境調査事業ユニットの仕事について(2005.10)
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SPM濃度の経年変化-都心部における長期継続観測の結果から−(2004.3)

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