学校向け室内空気の見える化サービス
↑グリーンブルーがお届けする空気監視サービスGBiot(ジビオット)専用ページはこちらから
ディスプレイの色で...アラートサウンドで...
最適な換気のタイミングをお知らせします
教室における温度・湿度は快適さを左右する重要な要素です。
暑かったり、寒かったりすると集中力が欠けてしまいます。
また、感染症の予防には、定期的な換気が有効です。
二酸化炭素(CO2)や室温などをモニタリングしながら
適切なタイミングで空気の換気を行う事で新型コロナウィルスや
インフルエンザなどの感染症を防止することができます。
小型センサーGBiot-IC1で室内空気環境モニタリング
グリーンブルーでは教室や体育館などの室内空気質のモニタリングに
自社製品の小型センサー「GBiot-IC1」を活用します。
「GBiot-IC1」は特に教室などの快適性に関係する
CO2、PM(粉じん)、VOC(揮発性有機化合物)、温度・湿度を監視することができます。
小型センサーGBiot-IC1(教室設置用)
教室内ディスプレイ例(平常) (警告発報時 中 程度) (警告発報時 高 程度)
データ収録方法(センサー機器構成)
グリーンブルーのセンサーボックスは教室や保育室、体育館などの壁面などに手軽に設置できます。
室内の空気質などについて多くの項目を測定すると、得られたデータはネットワークを通じてクラウドサーバに蓄積されます。測定結果は教室内のディスプレイや離れた場所で閲覧できるほか、関係者や保護者の方々のスマートホンなどでも見ることができます。
設定値を超えた場合のアラート機能
・表示モニターの色変化
・アラート音発信
・指定アドレスへメール送信
・スマートホンへプッシュ通知(オプション)
運用(目立たない機能)
・LEDランプ消灯機能
・ファン停止機能
設置方法
・スマートホンでWi-Fi設定
・測定したい場所に固定
・電源を入れる
固定方法
・マグネット(必要に応じて移動可能)
・跡が残らない剥がせる両面テープ
保護者や施設管理者の方も遠隔からデータの確認ができます
見える化サービスのご案内フライヤがコチラからダウンロードして頂けます。
小型センサーGBiot製品仕様
グリーンブルーが学校教室などの室内空気の見える化サービスに投入する小型センサー群の
GBiotシリーズはオフィスビルなどで働く人々の健康とウェルビーイングに焦点を合わせた
ビルト・エンバイロメントの性能評価システム「WELL認証」の評価測定にも使用できる
レベルの性能を備えています。
なお、GBiot-IC1は以下の要求事項を満たしています。
WELL認証 A08 空気質のモニタリングと意識
・PM2.5 または PM10の基準「accuracy 25% at 50 μg/m³」
・CO2の基準「accuracy 10% at 750 ppm」
・VOCの基準「accuracy 25% at 500 μg/m³」
基本機能
電源 | Micro USB 5V |
消費電力 | 約2W(SIM版は約5W) |
通信 | Wi-Fi (お客様にてアクセスポイントご用意) |
通信設定 | スマートフォンから設定 |
PM測定レンジ (PM1/2.5/4/10) |
0 ~ 500μg/m3 |
CO2測定レンジ | 0 ~ 2,000/5,000ppm |
VOC測定レンジ | 0 ~ 60,000ppb |
温度 | -40 ~ +85℃ |
湿度 | 0 ~ 100% |
気圧 | 300 ~ 1,100hPa |
応答時間 | 1秒 |
センサー寿命 | 約3年 |
鍵となる空気測定項目(室内/教室等)
二酸化炭素(CO2)
「学校環境衛生基準」(文部科学省)では室内の二酸化炭素(CO2)濃度を1,500ppm以下に保つよう指針が示されています。二酸化炭素濃度が高くなると集中力が欠けたり、眠気に襲われることが分かっています。快適な勉強空間を維持するために教室のコンディションを常にモニターしながら、必要なタイミングで換気することが重要です。
浮遊粉じん(PM)
浮遊粉じん(PM)は その大きさの違いでPM10やPM2.5などに分けられます。室内の浮遊粉じん濃度(PM10相当)は「学校環境衛生基準」では0.10mg/m3以下に保つよう指針として示されています。またPM2.5は環境基準が定められており、1日平均値は35µg/m3以下とされています。
温度・湿度
教室における温度・湿度は快適さを左右する重要な要素です。暑かったり、寒かったりすると集中力が欠けてしまうことは多くの人が実感されているところです。また、冬季はインフルエンザなどの感染を防止するために湿度を30%以上に保つことが有効であり、粉じんを抑えることと合わせてウイルス対策の役に立ちます。なお「学校環境衛生基準」では、温度を17℃以上~28℃以下、相対湿度は30%以上~80%以下に保つように基準が示されています。
慶應義塾大学での見える化事例
グリーンブルーが所属する慶應義塾大学SFC研究所『地域IoTと情報力コンソーシアム』を通じて
慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスで教室のCO2監視と屋外の大気汚染監視を行っています。
多くの項目を監視できるGBiot-IC1 主にCO2の監視に役立つGBiot-IA1
屋外で大気汚染を観測するGBiot-FH0
これらのセンサーから得られる測定データは、離れた場所から閲覧することができ、
キャンパス内の空気の状態をリアルタイムで監視するのに役立ちます。
多くの教室の空気の状態を1分間隔のリアルタイムで把握