HandySONOx パッシブサンプラー

有害大気汚染物質を簡単に測定

屋外や室内に設置して汚染物質濃度がいつでもどこでも簡単に測定できます。

HandySONOxは、多成分同時測定用分子拡散サンプラーです。軽量、安価、電源不要など、高い利便性を備えた簡易サンプラーです。
NO2、SO2、HCl、HNO3 の同時測定ができるほか、ろ紙を変更すればアンモニア(NH3)の測定も可能です。

【対象調査】

  • 室内汚染調査
    「化学物質過敏症」「シックハウス症候群」等の対策立案に役立つ現況把握
  • 作業環境調査
    工場作業場や下水処理場等の作業環境測定
  • 発生源周辺環境調査
    幹線道路や燃焼施設、住居地域周辺の大気汚染物質調査
  • 大気汚染スクリーニング調査
    広域的大気汚染の面的把握と本格調査に先立つスクリーニング測定
  • 常時監視測定局の適正配置

【Handy SONOx 使用説明】

1.梱包品、分析項目をご確認下さい

  • 保管用アルミ袋に記載されている分析項目がご利用目的に適合していることをご確認下さい。
  • 保管用アルミ袋に記載されているHandySONOxサンプラー(ろ紙)の有効期限内にご使用下さい。
梱包品リスト
  • 使用説明書
  • サンプラー保管用アルミ袋
  • サンプラー保管用透明ビニル袋
  • サンプラー一式

2.設置条件をご確認ください

  • 身につけて測定する「個人暴露法」と、一定の場所に固定し測定する「自然暴露法」の2通りのサンプリング方法でご利用頂けます。
  • 正しい結果を得るために次の条件を満たしていることをご確認下さい。
自然暴露法 個人暴露法
  • 高さは1.2~2.0m程度が適当です
    吊るしても上向きに置いても問題ありません
  • 24時間以上連続して測定可能です
    入浴中は脱衣所に置いて下さい
    就寝中は枕元に置いて下さい
  • 行動記録を残しておくと
    どこで高濃度暴露にあったのかの
    判断も可能になります
  • 直射日光のあたらない場所に置いて下さい
  • 就寝時以外は常に身につけて下さい
  • 雨のあたらない場所に置いて下さい

3.袋から取り出してサンプリングを始めましょう

  • 保管用アルミ袋からサンプラーを取り出します。その際、サンプラーの拡散プレート部の穴にできる限り触れないようにご注意下さい。
  • プレート部に触ると空気の捕集がうまくいかなくなってしまう可能性があります。
  • 保管用ビニル袋とアルミ袋は終了時に再利用します。大切に保管しておいて下さい。
  • 測定開始日時を保管用アルミ袋に24時間表記で記入して下さい。

4.サンプリング中の注意事項

  • 24時間以上サンプリングして下さい。
  • 直射日光にあたらないようご注意下さい。
  • 雨があたらないようご注意下さい。
  • サンプリング中はできる限り拡散プレートの穴部分に触れないようにご注意下さい。
  • サンプラーは分解しないで下さい。

5.サンプリングを終了します

  • 測定が終了しましたら速やかに透明ビニル袋に収納して封をして下さい。
  • 透明ビニル袋をさらに保管用アルミ袋に収納して封をして下さい。
  • 測定終了日時を保管用アルミ袋に24時間表記で記入して下さい。

6.発送の準備を行います

  • 収納されたサンプラーを袋ごと当社宛てに発送して下さい。

7.測定結果の報告

  • 測定結果は分析終了後、2週間程度でお知らせします。

製品・サービスに関するお問い合わせ

グリーンブルー株式会社
TEL:045-322-3155 FAX:045-410-3460
E-mail:sales@greenblue.co.jp
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