大気汚染常時監視テレメータシステム

Eco Dasは全国約80箇所の地方自治体を中心としたお客様の
大気汚染常時監視業務を支援しています

Eco Das（エコダス）は、環境省監修の「環境大気常時監視マニュアル」に準拠したパーソナルコンピュータをベースとする大気汚染常時監視システムの総称です。グリーンブルーは大気汚染監視におけるデータ収録処理システムを1985年に開発して以来、データ処理支援システムEco Dasを販売しており、既に全国の約80カ所の地方自治体を中心としたお客様にご利用いただいています。また、測定局ごとに設置するテレメータ子局装置REC-1₂₁は、400台以上の出荷実績を誇っており、その頑強な堅牢性が高く評価されています。

: テレメータ子局装置REC-1₂₁(LEDランプはオプション)

Eco Das システムの基本構成図

Eco Das システムは、各測定局の測定器などから測定データを収集し、蓄積した上で親局へ送信する子局システムとシステム全体を統合する親局システムから構成されています。

Eco Dasの機能構成

Eco Dasは大きく「データ収集システム」と「データ処理システム」の２つから構成されています。「データ収集システム」は各測定局舎にある子局装置と通信して、蓄積された測定データを収集してくる動作をつかさどっています。「データ処理システム」は「帳票出力」「データ修正」「作図」「データファイル変換」の４つの機能を有しています（下図参照）。大気常時監視情報をスピーディかつ的確に処理し、簡単操作と解りやすい表示で大気測定結果の「見える化」を実現します。
「データ収集」および「帳票出力」「データ修正」「作図」「データファイル変換」等５つの機能（ジョブ）について、“ワンクリック”で目的を達成できるように、限りない使い易さを追及したシステムになっています。いずれも長年にわたり測定装置の保守サービスを行ってきた経験の中で培われたノウハウをベースにして開発された機能です。

Eco Dasの特長

1．環境モニタリングの実務に即したデータメンテナンス機能

Eco Dasでは、疑似レコーダチャート表示、２項目同時修正、一次変換、データシフト、一括修正、元データへの復元など、高度なデータ修正機能を用意しています。Eco Dasは日々環境監視測定器が吐き出してくる測定データの妥当性をチェックしているグリーンブルーの担当部門のスタッフが要望した意見を機能に反映しているため、より実務に役に立つ機能を搭載しています。