「アメサ」活用事例

最先端のダイオキシン監視装置を販売しています。

ダイオキシン類長期長期自動装置アメサ(AMESA)を設置した施設では...

  • ダイオキシン類高濃度排出の頻度と原因究明
  • ダイオキシン類除去装置の性能監視
  • プラスティックや廃材などの燃焼管理
  • 消石灰や活性炭などのダイオキシン類除去剤の最適使用
  • 焼却炉の燃焼温度管理

...など、ダイオキシン類の実測データを用いた施設管理の改善例が多数報告されています。

また、ダイオキシン類の排出濃度を連続測定することの最大の利点は、施設管理者と周辺地域住民とのコミュニケ―ションの増加に伴う相互の信頼感の醸成にあります。

アメサの開発国であるドイツでは、周辺地域住民を含めた燃焼施設の全ての関係者へ常に最新の情報を公開して行くことを「Transparent Flue」(透明な煙道)と呼び、環境管理の最も重要ないち側面として積極的に取り組んでいます。

例えば、ベルギーのワロニー地域ではアメサによるダイオキシン類 排出濃度の常時監視を実施している清掃工場で、連続測定の結果をインターネット上のウェブページに公開しています。

ベルギー ワロニー州のダイオキシン測定結果公表サイト http://environnement.wallonie.be/data/air/dioxines/
[西ヨーロッパ言語(Windows)エンコード]

【アメサが活躍するベルギーの清掃工場】

ヴァージナル

シャーレロイ

サンメイド

リージ

日本国内でのアメサの利用
我が国でも既に4つの清掃工場で6台のアメサが導入され、毎月の排ガス中ダイオキシン類濃度の測定結果をたたき出しています。
当初、排ガス中ダイオキシン類の排出モニタリングのために導入されたアメサも燃焼条件変更の際の検証などにも起用されるようになってきています。

このように施設管理者と周辺地域住民との間の信頼感を育んで行くためのツールとして、アメサは非常に有効です。

また、アメサ自体は製造元のドイツやアメリカで多環芳香族炭化水素や水銀の長期連続モニタリングに用いるための改造と実証試験(一部国家プロジェクト)に参加しています。廃棄物焼却施設などでは、ダイオキシン対策の一環として燃焼温度が高くなっており、重金属や炭化水素の排出が問題視されつつあります。このようなニーズにも対応するべく、アメサも日々改良を重ねています。

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