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最先端のダイオキシン監視装置を販売しています。
ダイオキシン類長期自動採取装置アメサ(AMESA)は、等速吸引条件で連続的に排ガスを採取した試料を分析することによって、公定法(JIS K0310)と同じ測定原理で、排ガス中のダイオシン類の毒性当量(TEQ)を長期間(6時間~4週間)にわたって正しく測定できる装置です。
現在の最新バージョンはAMESA IIとなっています。
設定 パターン |
採取期間 | 1年間の 試料数 |
1年間の 分析数 |
説 明 |
---|---|---|---|---|
例1 | 4週間 | 13検体 | 13検体 | ダイオキシン類継続監視用 4週間毎に1試料を採取 連続運転炉向き |
例2 | 1週間 | 52検体 | 選択可能 例 5検体 |
ダイオキシン類継続監視用 1週間毎に1試料を採取 途中で埋火・立ち上げがあった 場合に 試料を選択して分析可能 (6ヶ月の保管実証試験済み) |
例3 | 4週間 | 選択可能 例 13検体 |
選択可能 例 3検体 |
運転者が試料採取を選択可能 分析する試料も選択可能 |
例4 | 6~16時間 | 3検体 | 3検体 | 比較試験用 公定法との同時測定 |
通常の排ガス中のダイオキシン類測定は、採取装置を測定対象施設に持ち込んで、半日から1日かけて行われます。
この方法に用いられる採取装置では、ダイオキシン類吸着剤の捕集効率を維持するために、試料ガスをインピンジャーと呼ばれるガラス容器の液体の中を通して冷却した後に捕集します。 この冷却する過程において排ガスに含まれる水分が凝縮して大量の水分として生じるために、採取時間を4時間よりも大幅に延長することは非常に難しくなってしまいます。 この問題をアメサは水冷式プローブとインピンジャーを付けない吸着装置によって解決しました。
アメサは、最長1ヶ月という長期間にわたって煙道排ガスを無人状態で 等速吸引することを可能にしました。
これは、アメサを用いれば、1ヶ月間の平均濃度をたった一度の分析で正しく定量できることを意味しています。
従来、清掃工場などから排出されるダイオキシン類を常時監視するには膨大な費用がかかってしまい、現実的ではありませんでした。 けれどもアメサによってダイオキシン類濃度を年間12回~13回測定することで、施設からの年間総排出量まで把握することも可能になるわけです。
アメサは排ガスの自動等速吸引装置、ダイオキシン類吸着装置、制御装置、排ガス属性表示システムなどから成っています。
測定を行っている間の排ガスの状態は、最大16項目の排ガス等に関する測定データを30分ごとにデータロガーに取り込み、排ガスが採取された期間中のダイオキシン類濃度を正確に算出したり、定量されるダイオキシン類濃度と採取期間中の運転管理条件との因果関係を調べたりしする調査解析に用います。
関連記事・グリーンブルーペーパーのご紹介
- ダイオキシン類自動採取装置アメサの常時監視への活用- 欧州諸国に学ぶ -(2006.10)
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